選ばれる理由

例えば以下のような場合、あなたはどうしますか？

• 風邪を引いたとき
• 高血圧と糖尿病でずっとクスリを飲まなくてはならなくなったとき
• ぎっくり腰になったとき

そのような際、真っ先に受診する医療機関は、まさに「プライマリ・ケアを提供する」当院です。しかしながら、プライマリ・ケアの現場だけで全てが解決するわけではありません。生命に関わる状態で緊急の治療をしなくてはならない場合、高度の治療を要する場合、特殊な検査が必要な場合は、速やかに高度医療機関と連携しながら問題の解決にあたります。

医療の進歩は早く、治療法も多種多様になってきています。ご自分のライフスタイルやご家庭の状態を踏まえての治療の選択が可能となりますので、ご希望や気がかりなことをお話ください。現在、推奨されている治療法や検査法を詳しく説明しますので、ご一緒に話し合いながら一番よい方法を決めてまいりましょう。

高度で専門的な治療や検査が必要な場合は、高度医療機関（例えば長崎医療センター）を速やかに紹介しますので、ご安心ください。紹介後も必要であれば、紹介先の先生と連携して治療を続けてまいります。

国民健康保険の方の特定健診・がん検診、協会健康保険の方の生活習慣病健診・がん検診に対応しています。

例えば、女性の方では、1日で乳がん検診・胃がん検診・大腸がん検診・肺がん検診・特定健診が受けれます。所要時間も全て受けても2時間以内で、土曜日の検査も可能です。できるだけ、不安なくリラックスして検査を受けていただけるように努めています。

また、検診・健診は継続していくことが大切です。乳がん検診を受けられた方で、ご希望があれば次回の健診予定をお手紙でお知らせします。症状がないときから検診・健診を受けることが大切です。

特にがん検診では、早期にがんが発見されると治る可能性が格段に上がります。症状が出てからでは、進行している可能性も高くなるので、是非とも健診を継続して受けてください。

患者さまもご家族も、安心して在宅療養ができます。病気や障害を持つ人が「生活していく上で何が困難か、それに対してどうすればよいか」ということを考えていくことも大切です。

その際に欠かせないのがそれぞれの地域の医療・介護・福祉・保健のネットワークです。病気や障害がある方が地域で安心して生活していくためには、医療福祉保健の専門職だけではなく、地域住民が共にチームを組んで支援していくことが求められます。

このような視点を持ちながら、みなさんの身近な立場で健康をサポートする医療、介護、福祉、保健をまとめて「プライマリ・ケア」と呼びます。当院はこのネットワークを駆使して、自分らしい生活をサポートします。

入院と違って在宅医療を始めるときは、不安も大きいと思いますが、地域の中のネットワークで支えますので、安心して在宅療養を始めてください。ご自分の住み慣れた場所で、自分らしい生活を送っていただけるようにサポートします。